バルセロナ・ガウディ建築と海辺のレストラン

バルセロナ二日目は、朝からまずサグラダファミリア教会を見学。

サグラダ・ファミリア。
日本語では、聖家族教会とも呼ばれている。

f:id:mamochan_again:20191127232957j:plain

あぁなるほど、英語だとsacred familyかぁ、などと
ひとり納得しながら、空港並みか
空港以上に、かなり厳重な入り口ゲートの
セキュリティチェックを受ける。
じつは、前回に書いたデモの影響で、
もし日程がほんの数日ずれていたら
封鎖されていて入場できなかったところだったのだ。

そのサグラダ・ファミリアは、
ガウディの没後100年にあたる2026年に完成予定と
現在アナウンスされているが、
未完成部分の建築と、時代を経て古くなった箇所の
補修という作業が、並行して進められている状況のようだ。

f:id:mamochan_again:20191127233336j:plain

さてセキュリティを無事抜けて入場してみれば、
有名なキリストの物語が、細部まで複雑な
ディテールを持つ彫刻と、
色鮮やかなステンドグラスで表現されていて目を奪われる。
天才建築家が生涯をかけた巨大な芸術に、
ただ圧倒されるばかりのひとときを過ごす。

f:id:mamochan_again:20191127233957j:plain

f:id:mamochan_again:20191127234014j:plain

f:id:mamochan_again:20191127234034j:plain

資料館に併設された売店で、
サグラダ・ファミリアグッズを数点購入。

見学を終えて次に移動したのは、細い道路で住宅地を抜けた
小高い丘の上にあるグエル公園

f:id:mamochan_again:20191127234927j:plain

ガウディの友人であり協力者でもあったグエル氏の依頼で、
分譲住宅地として開発されたがまったく売れず、
その後公園となった場所である。

バルセロナの海を見下ろす緑の多い公園に、
ガウディ趣味あふれる塔、その他の建造物や
彫刻があちこち配置されている。

f:id:mamochan_again:20191127235000j:plain

見ようによっては可愛らしいものもあり、
眺めているだけでもなかなか面白い。

f:id:mamochan_again:20191127235018j:plain

公園の一角、ギター・プレイヤーの演奏が、
実に自然な感じで耳に入ってきた。

f:id:mamochan_again:20191127235039j:plain

グエル公園の見学を終えるとバルセロナの街なかへ戻り、
これまたガウディ建築として有名な
2軒の建造物、カサ・ミラと
カサ・バトリョを見学する。

f:id:mamochan_again:20191127235613j:plain

どちらも世界遺産登録。外壁全体の波のような
曲線が印象的なカサ・ミラ、そして
バルコニーの仮面(眼鏡?)を思わせるデザインと
散りばめられたタイルに目を奪われるカサ・バトリョ。
まったく異質の方向性でまとめ上げられた、
芸術品と呼べる建造物である。

f:id:mamochan_again:20191127235632j:plain

f:id:mamochan_again:20191127235646j:plain

見学が終わると、もう昼食の時間である。
海沿いのエリアへ移動して、ヨットハーバーにある
レストランで昼食。
美しい海の色とまぶし過ぎる陽光。

f:id:mamochan_again:20191127235939j:plain

美味しい料理にワイン、運んでくれるスタッフに
声をかけてみれば、
みな陽気にリラックスした表情を返してくれる。

f:id:mamochan_again:20191128000209j:plain

今夜ホテルに帰って一泊すれば、明日はもう帰国である。
地中海沿いの風景をたっぷり見ることができた
今回の旅は本当に素晴らしかった。
鮮やかな色彩と明るい陽光に彩られた記憶を
心の中に呼び起こしながら、
タクシーで市内中心部へと戻り、
大きなデパート、エル コルテ イングレスで
自分用、職場用とあれこれお土産を買い込んで
ホテルへと戻った。