Judas Priest 『Point of Entry』（1981）

ジューダス・プリーストが大好きだった少年時代のワタシは、
彼らのニュー・アルバムが発表されるたび、小遣いを握り締めて
レコード店へ走ったものだった。

7枚目となるこのアルバムは、『様式美』と呼ばれた派手かつ壮麗な
展開の美学こそ控えめだが、作品全体をとおして
贅肉をそぎ落とした印象の、鋭さが貫かれておりワタシは気に入っていた。

そのジューダス・プリーストの中心的メンバーである
ギタリストのグレン・ティプトンが、
パーキンソン病を公表、という衝撃的なニュース。

https://music.oricon.co.jp/php/news/NewsInfo.php?news=2105648

大好きなメタル界の鉄人の、病の知らせを聞くのはつらい。
身体を揺らしながらヘヴィなリフを刻むあの雄姿を、

また見せてほしいと思うのは当然だが、
とにかく今は、彼の病状の好転を心から祈りたい。

1.嵐のハイウェイ - Heading Out to the Highway
2.ドント・ゴー - Don't Go
3.ホット・ロッキン - Hot Rockin'
4.ターニング・サークルズ - Turning Circles
5.雷鳴 - Desert Plains
6.黄金のスペクトル - Solar Angels
7.ユー・セイ・イエス - You Say Yes
8.オール・ザ・ウェイ - All the Way
9.トラブルシューター - Troubleshooter
10.ロックンロール・オン・ザ・ラン - On the Run